オープンロジとヤフショをAPIでつないで発送を楽にできるのか?
2018年6月13日にYahoo!ショッピングとオープンロジがAPI連携を実施することを発表しました。
それにより煩雑なデータ管理による発送漏れや誤出荷を防ぐことができます。
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詳しいニュースリリースを読みたい場合はこちら
Yahoo!ショッピング連携の利用方法
API連携によりできるようになること
商品情報連携
1クリックでYahoo!ショッピング上の商品情報を連携でき、自動更新可能
入庫情報の自動反映
倉庫で入庫完了した在庫情報をYahoo!ショッピング上に自動連携
当たり前ですが、有在庫のために作られた機能になります。
したがって基本的にはオープンロジに在庫がある場合とYahoo!ショッピングに在庫がある場合、連携するかどうかを設定します。
発送業務の自動化
こちらはAPI連携しているだけにとてもスムーズです。
出庫依頼の自動連携を有効にするだけで、1時間おきに取り込みを行い、出荷が完了すると、出庫日の18:00以降にYahoo!ショッピング上に追跡番号が反映され、出荷ステータスが出荷済み、注文ステータスは注文完了待ちになります。
無在庫の場合
入庫処理が大量に発生する
無在庫販売の場合は、基本的に注文が入ったら、仕入れの注文を行います。したがって、1注文ごとに仕入れも1回発生することになります。
ここで問題になるのが、オープンロジの入荷依頼をするには、
・同梱をする必要がある
・商品にラベルを貼ることができない場合、入庫する商品が1SKU(種類)のみでなければならない。
新しい商品を登録すると、都度オープンロジの商品マスタに取り込まないとならない?
この点はきちんとクリアされていました。
Yahoo!ショッピングで取り扱っている商品点数が5,000点以上の場合は、注文取り込みと同時に商品情報が登録される機能を利用することができるそうです。
結論:オープンロジとヤフショをAPIでつないで発送を一部楽にできるが完全ではない
見てきたように、「発送」という面からみればかなり効率化できると思います。
しかしながら、「入庫」の部分となると手を動かして行わなければならない部分が多く、無在庫販売で利用したとしても、手間が完全になくせるわけではありません。