意外にみんなが意識していないツール代のこと
無在庫転売をやるのに切っても切れないのがツールの存在です。
在庫リスクを抱えない代わりに、ツールを使う必要があります。
毎月かかるものですので、しっかりと意識しておきましょう。
1注文あたりいくら?
まずはツール代を1注文あたりいくらか計算してみましょう。
月19,800円のツールで、
月間注文数100件 @198円
200件 @99円
300件 @66円
500件 @39.6円
1000件 @19.8円
となります。
月39,800円のツールで、
月間注文数100件 @398円
200件 @199円
300件 @132.7円
500件 @79.6円
1000件 @39.8円
例えばあなたが、19,800円のツールを使っていて、月間注文数が200件だとしましょう。
このとき平均顧客単価が5,000円、利益率の設定が、10%とします。
見込み利益は1注文あたり500円。
1注文にかかるツール代は@99円ですから、1件当たりの見込み利益は401円ということになります。
この場合利益率は8.02%になります。
例えばあなたが、39,800円のツールを使っていて、月間注文数が200件だとしましょう。
このとき平均客単価が5,000円、利益率の設定が、10%とします。
見込み利益は1注文あたり500円。
1注文にかかるツール代は@199円ですから、1件当たりの見込み利益は301円ということになります。
この場合利益率は6.02%になります。
ツール代は必ずかかりますので、これも加味して利益率を考えた方が良いと思います。
そうでないと利益が残らないといったことになってしまいます。
1商品あたりいくら?
ツールによって、出品可能な商品数が異なります。
2000商品/19800円のものもあれば、
50000商品/39800円のものもあります。
前者は1商品9.9円
後者は1商品0.796円となります。
ここで在庫切れ等で実際に販売できない商品が全体の10%あるとします。
そうすると、
前者の場合、1980円
後者の場合、3980円
を損していることになるのです。
在庫切れはツール代を無駄にしてしまいますので、0に抑える必要はありませんが、しっかりと管理するようにしましょう。
通販ショップにとっての正しい粗利計算方法
粗利の計算には、原価に加えて、配送料(1配送当たりの平均)、ヤフーショッピングへの手数料(1注文あたりの平均)、ツール代(1注文あたりの平均)
粗利=売上ー原価ー配送料ーヤフショ手数料ーツール代
これがプラスになる仕組みを作れば、あとは受注件数を増やすだけで、利益が積みあがっていきます。
マイナスだとショップ継続が難しくなりますので、まずは現状を計算→改善してみてください。