PRオプションの使い方【ヤフショ無在庫】

2020年7月14日

PRオプションはどのように使えば良いですか?と質問をいただいたので、PRオプションについてお伝えしたいと思います。

そもそもPRオプションとは何か?

オープン直後は使用することができない、ある一定の売上を上げると使用できるようになる、広告サービスです。
ヤフーショッピングの広告には大きく分けて2つあります。

1 クリック課金型:アイテムマッチ
2 成果報酬型:PRオプション

無在庫の場合、薄利のショップが多いため、クリック課金型を使うのは稀だと思います。
使うとすれば、PRオプションになります。

PRオプションは売上の1%~30%を成果報酬(売れたら)として支払う

仮に、利益を15%にしているショップがあったとして、
PRオプションを5%で設定すると、利益は10%となります。

PRオプションを設定した分、オススメ順位が上がったり、露出が増えたりします。

費用対効果を見ながら実行していく必要があります。

設定の仕方は2つ。全商品にかけるか、商品個別に設定するか。

ヤフーショッピングは全体にかけることを明言はされていませんが、推奨していると読み解くことができます。

理由は2つで、
①全体に1%以上を設定するとSTORE’s R∞(ストアーズ・アールエイト)を使うことができるようになる。
②設定率を3.0%、5.0%、7.0%と上げていくにつれ、特典が受けられる。

ヤフーショッピングから見れば、手数料収入が増えることになりますので、ヤフーショッピングの売上を上げる重要な収入源となります。

全体にかけた場合のデメリットもあります。
それは無駄打ちになります。広告しなくても売れるのに、全体に料率を設定した場合は、その商品の成果報酬も支払う必要があります。

広告の目的は、売れない商品を売るということに主眼が置かれると思いますので、もったいないということになります。
ただし、広告を打つことで少なからずメリットもあると思いますので、あくまでも「費用対効果」を見て判断するのが良いと思います。

PRオプションに正解はない。常にテストすべき。

PRオプションは何%がオススメですか?と聞かれますが、ショップによって、単価も違えば、利幅の設定も異なります。
したがって、私が3.0%にしてます。といっても、それがご自身のショップにも同様に当てはまるかもわかりません。

平均顧客単価が10000円のショップと5000円のショップでは広告に対する考え方が違うのは明らかです。

その他、リピーターが多いのか、少ないのか。それによってもかけられる広告費が異なります。

リピーターが多ければ、1回目は利益を取らなくても、2回目で利益になれば良いという考え方もできます。

PRオプションにより、売上・PV・利益はどのくらい変わったか

一番わかりやすいのは、月単位でかけてみる事です。
変動の大きい月だとテストには不向きです。

12月はクリスマス商戦、
2月8月は一般的に小売りの売上が下がると言われていますので、できればそれ以外でテストするのが良いと思います。

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