ヤフショ無在庫で赤字(マイナス)になるパターン~価格改定~

販売してから仕入れをしますので、基本的にはマイナスにはなりません。しかしながら、稀に赤字になるケースがあります。そのケースを解説します。

Amazonの価格に上乗せしてヤフショで販売している

アマゾンのMWSというシステムを使い、アマゾンの価格と在庫情報を取得し、価格改定を行うのがツールの役割です。しかしながら、リアルタイムで行うのではなく、数時間単位で価格改定を行っています。

12時に価格改定をしたら、次は16時。15時に売れたら?

一例ですが、価格改定の間隔があります。ツールによっても異なりますが、4時間前後が多いです。

例えば、
12時に価格改定を行い、amazonは1万円、ヤフショの価格は1万3000円だとします。

13時にアマゾンで商品が販売されたとします。
そのセラーが最後の在庫だった場合、アマゾンの価格は2番目のセラーの価格になります。1番目と2番目のセラーの間に価格差が大きく開いていた場合、今回は1万4000円と仮定しましょう。

15時にヤフショで販売している商品が1万3000円でショップで売れました。
しかしながら仕入れをしようとしたときには1万4000円になってしまうのです。

1万3000円から送料、ヤフーショッピングの手数料を引くと、1万円ちょっとしか入金がありません。
1万4000円で仕入れたら赤字になってしまいます。

16時に価格改定でヤフショの価格を1万8200円に変更。

このように価格改定後にアマゾンで商品が売れ、価格変動し、次の価格改定の前に売れてしまった場合、が赤字になるパターンです。

赤字取引の場合、選択肢は2つ

赤字覚悟で仕入れる

稼いでいるショップの運営者に聞いているとこっちのパターンが多いです。
長期的に見てプラスになるので、1つの取引で損をしても、万が一悪い評価をつけられたらショップの信用に傷がついてしまうからです。

言い訳をしてキャンセルする

・他でも販売をしていて、売り切れてしまいました
・在庫管理できておらず、在庫がありませんでした

お客様によりますが、なんでないんだ!とおっしゃるお客様もいます。
普通にわかりました。で終わるお客様もいます。
こればっかりは運です。

実店舗でも、「売り切れてます」といわれた経験はあるでしょう。人気商品などはすぐに売れてしまいますからね。

実店舗の場合、様々な理由が考えられます。
他のお客様がかごに入れてこれから買おうとしていたり、メーカーで欠品していて入ってきていないとか。
買い占めたお客様がいたとか。
悪質なケースだと万引きにあってしまったなど。。。

通販の場合は、そういった他の要素があまりありません。そのため言い訳が効きづらいです。

きっちりとショップとして対応のルールを作ろう

このような場合はどうするか?
しっかりと決めておいた方がいいです。

ショップによっては他のショッピングモールで販売していることを記載していることもあります。

まずはルールを決めて、対応してみて、これではまずいなと思ったら変更すれば良いのです。






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