【規約改定】無在庫が終わった・・・!?個人事業主の出店者の商品数500点の制限について

2024年1月29日にヤフーショッピング側からガイドライン改定のアナウンスがありました。
実際の改定日は2024年4月15日です。私が無在庫をやってきた中で一番の変更かもしれません。

個人事業主で出店されている方はルールに違反しないかきちんと確認をして対処しておきましょう。
法人で出店されている方に関しても、ヤフーショッピング側が何を問題としているか、把握しておく必要があります。

商品登録についての基本ルールが追加される

(16)個人事業主の出店者様は、登録している商品等のうち、公開する商品等の数を500未満としてください。個人事業主の出店者様が500以上の商品等を公開する場合は、当社所定の審査に合格する必要があります。なお、一度審査に合格しても、その後に審査基準を満たさない状況になったと当社が判断した場合には、再度の審査に合格する必要があります。
ヤフーショッピング ストア運用ガイドラインより

ヤフショ無在庫ではツールを使って、数万~20万商品を出品している

アマゾンからASINを引っ張ってきて、商品情報を取得。
その情報をヤフショにアップし、在庫と価格を改定。
ヤフショで売れたら、アマゾンから購入し、倉庫で詰め替えて顧客に発送。

これが簡単なヤフショ無在庫の流れです。

しかしながら、最近では、
・アマゾンから直送したり(個人情報の流出)
・アマゾン価格が上昇してしまい、損をしてしまう注文はヤフショの注文をキャンセルにしたり
・アマゾンに在庫がなくなってしまい、ヤフショの注文をキャンセルにしたり

ヤフショを利用しているお客さん側からすると迷惑な行為が横行していました。
そのクレームにヤフショ側がとうとう耐えられなくなったのだと思います。

ちなみに同じ無在庫で言うと、
メルカリ仕入れ→ヤフショ販売
欧米アマゾン仕入れ→ヤフショ販売
アリエクスプレス仕入れ→ヤフショ販売
など様々な手法がありますが、いずれもNGになります。

今回の実施の目的として、
お客様から「一方的なキャンセルをされた」との報告が増加してきており、当社にて調査を行った結果、該当の出店者様の大きな特徴として商品の出品数が多いことを確認しております。
本施策ではまずは個人事業主の出店者様の出品数を適正化することにより、一方的なキャンセルによるお客様の残念な体験を減らし、お客様により安心、安全な売り場を提供することを目指しております。

まずは、という表現からわかるように、今後法人の出店者にも適正化が行われる可能性がありますので、動向を中止しておく必要があると思います。

具体的な対応策について

個人事業主の場合、商品点数500で無在庫を続けても、売上が下がってしまうことは必至です。

単純計算で、
10,000商品の場合、20分の1になります。
200,000商品の場合、400分の1になります。

月商200万円の店舗では、20分の1になったとすると月商10万円になってしまうのです。
ツール代のことを考えるとツール代をペイすることすら厳しくなります。

在庫証明審査が来ても良い体制に変える必要があります。
まだ、在庫証明審査の必要書類が公表されていないため、後日(3月中旬)確認予定。

基本的にヤフショで販売を継続するには、無在庫ではなく、有在庫という選択肢になると思います。

有在庫店舗にはメリット

これまで無在庫店舗に邪魔されていた店舗に関してはメリットしかありません。
カタログ数が大幅に減り、販売しやすくなると思います。

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