ヤフショ無在庫の売上が急に下がる原因は何か?

コンサル生から相談がありましたので、一緒に考えてみたいと思います。

「無在庫販売で、売上もPVもが前月に比べて減っていて、どうしたらいいかわかりません。これまで右肩上がりに来ていたのにどうして!?
何か対策はありますか??という内容です。」

考えられる原因①

売れていた商品が在庫切れ、または価格が高騰した。

在庫切れの場合、見られることがほとんどなくなります。
在庫がない商品は一番したに表示されるからです。

高騰に関しても同様で、安い順などに並べられたときにはほとんどクリックされないため、PVが伸びません。

しかしながら、無在庫という視点から見れば、条件は同じですので、焦る必要はありません。

在庫が切れた後にどうなったか?が重要。

・在庫が復活するパターン→問題なし
・在庫が復活しないパターン→問題あり

在庫が戻らないというのは、メーカー完了品(終売の商品・リニューアル等)の場合もありますし、アマゾンで違うカタログが作られたという場合もあります。

そのため、私は月に1回PRIMAを用いてカタログが消されていないかをまとめてチェックしています。

いつまでもその商品を残していても、売上には寄与しませんので、入れ替えしましょう。

在庫が復活のパターンもどれくらいで復活するか、見ておく必要があります。

私の場合ですと、1日にウリタスの在庫切れ商品一覧をダウンロードし、
10日にも同じく在庫切れ商品一覧をダウンロードします。

これで重複していた場合は、ウリタスから削除(ブラックリスト登録)します。

考えられる原因②

ライバルショップが自身のショップから商品リストを抜いて、そのまま出品した。(=同じ商品の出品者数が増えた。)アマゾンだと相乗りされたとも言いますね。

他店の売れ筋を調査する方法はいくつかあります。
・Yahooショッピングで売れ筋順に並べる
・Storoidを使う
・Nintのサービスを使う

これらの情報から、そのまま自分のショップで出品するのです。
大量出品型の無在庫転売では登録できる商品数が多いので、丸々コピーすることも可能です。
登録可能商品数がウリタス 2,000商品に対し、Anonymous 50,000商品のためです。

ライバルが増えすぎた商品を高利益で売ることはできなくはないですが、難しいです。その場合は削除して入れ替えをした方がいいでしょう。

考えられる原因③

市場の変化です。

よく財布の紐が緩む。という表現を使うことがあると思いますが、
人がどのような商品を買うかというのは、ある程度サイクルのようなものがあります。雑誌や広告を見ていれば、感覚的にわかると思います。

いまは消費者のマインドが冷え込んでいる時期です。
コロナウイルスの影響で先の見通しが立たない状態だからです。

明日の給与が保証されるかわかならいのに、余計なものを買っている場合じゃないからです。

したがっていまは、生活必需品が売れています。
カップラーメンをダンボールごととか、レトルト食品のセットとかですね。

私も12月におもちゃをたくさん出品したら、反動で1月の売上が下がるということがありました。

登録している商品が12月のクリスマス時期に売れる商品に偏りすぎたからです。ただ、月商として伸びるのであれば、戦略としてはありだと思います。

具体的な対策①

何が売れているかリサーチし、自分のショップと照らし合わせることです。入れ替えを考えても良いと思います。

具体的な対策②

価格を一時的に下げて、売れるかどうか確かめる。

具体的な対策③

PVを伸ばすことのできる施策を試す。
ストアマッチ広告やPRオプションなどです。

売上は通年で見る

あくまでも売上は通年で見るという視点を持っておくと良いと思います。
1年を通して売上の目標に到達している、利益がきちんと残っている。

それであれば、問題ありません。

勉強の機会だと思って、ネットショップに関する本を買って読んでみても良いと思いますよ。

肩の力を抜いて、頭を動かしてみましょう。

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