無在庫ツール合計売上 月商3億1105万9925円【2020年8月】
無在庫ツール開発者のせどり工房ふじもんさんが、売上に関する情報を公開していました。
2020年8月度は全体売上が3億円を超える結果となっていました。私なりに考察してみたいと思います。
⇒ ふじもんさんの記事はこちら
無在庫ツールは三種類
ヤフーショッピング:ウリタス
au PAY マーケット:ワウタス
楽天市場:楽タス
これらの合計が3億円を超え、出荷件数でいうと5万4715件になっています。
ネットショップとすれば、すごい大きな数字です。
年間だと30億円を超える市場規模ということです。
そのうち2.3億円が楽天とのこと。
非常に速いスピードで楽天の売上が伸びていることがわかります。
残りの約8000万円がヤフーショッピングとau PAYマーケットだとわかります。
自身の現在位置を確かめよう
上記を見ると、現在523アカウントが稼働中ということがわかります。
(私も含め、1人で複数アカウント運営している人も結構います)
売上10万円未満は稼働していないと判断。
楽タスの場合、売上の目標は月商300万円になるかと思います。利益率は15%前後といったところ。
中には、登録可能商品数を増やしているショップもあり、現実的には、2000商品で300万円を達成していれば良い数字だと思います。
300万円以上 上位6.1%
200万円以上 上位8.8%
100万円以上 上位16.4%
大事なことは、ツール利用者の中でも、トップ10~20%に入ること。
売上=利益ではないこともしっかりと理解しておかなければなりません。
仮に100万円の売上で利益率が15%だとすると、利益は15万円になります。
楽天市場のスタンダードの場合、月5万円が固定費としてかかります。ツール代は約2万円。
手残りは8万円となります。
例えば、500万円の売上で利益率15%の場合、75万円。
スタンダードプラン5万円とツール代2万円を引いても、
60万円以上が手元に残ることになります。
年間にすると、720万円ですから、無在庫でこの数字はとても魅力的だと思います。
ちなみに、月商1000万円を超えているショップはおそらく10000商品のプランに変更していると思います。
2000商品の場合、1000万円を目指すぞ!というのはそもそも間違った目標設定なので、やめましょう。
リスク分散という意味で、2000商品のプランを3アカウントぐらいに設定して、合計1000万円を目標にするというのが正しい目標設定になります。
ツール利用者上位10%に入るためには、差別化が必須
無在庫で売れ筋商品ばかりを出品すると、最終的には価格とSEOの勝負になってしまいます。
ツール利用者が増えれば増えるほど、差別化が重要になります。
ヤフーショッピングではウリタス以外のツールのユーザーがたくさん出たことにより、
時間の経過とともに稼げないショップが出てきたことも事実です。
楽天ではまだ始めたばかりのショップも多く、飽和状態にはなっていませんが、どのショップも売上が上がってくれば、一部で飽和すると思います。
楽天市場では現在300を超える無在庫アカウントが稼働しています。
楽タス以外の無在庫ツールのアカウントを含めると、さらに増えます。
売上の上がりやすいうちに、差別化の対策をしておくと良いと思います。
差別化には、まずライバルを知ることが重要です。
どんな商品を扱っているか、どんな施策を行っているか、販売方法に工夫はあるかなど調査することも非常に重要です。
定点観測が大事
ツール開発者のふじもんさんは定期的にコンサル生の実績を公開しています。
前回は2020年4月でした。
2020年4月 2億6130万2231円
2020年8月 3億1105万9925円(今回)
しっかりと無在庫ツールの扱う市場自体は拡大していることがわかります。拡大している市場ですから、特別な努力をしなくても売上を伸ばすことはできます。
公表されるたびに自身のショップが全体の何番目くらいなのかは把握しておくと良いと思います。
急に下がっているときは要注意です。